【第五人格】大会ヲタクが大会における最高のハンターの組み合わせを考える【あきしずファン日記(仮)】
時は令和。文明の発展した現代。
COAIV予選Rs vs MWs 第3ラウンド病院戦のvc付き動画を見て号泣するような気持ち悪い男がいた。そう筆者であります。
そんな私がある日、電車内で腰掛けていると、カップルがやってきた。女性の方がその気持ち悪い大会ヲタクの隣に座ろうとしていた。そこでカップルの男側がそれを制し、入れ替わるようにして私の隣に座ってきた。。。
いやさ、気持ちは分かるけどわざわざそう見せつけることないやん?
確かに私はにゃんさんの加速タックルを見て大声で「尿道最強!」とか叫ぶ変人ではあるけどさ...
直接危害を加えられたわけではないので、そのカップルを責める気は毛頭ありませんが、彼らに“雨の日に持参した傘を他人に盗まれる呪い”をかけたことは許してください。
はい、そんなことはどうでもいいので本題に入ります。
はじめに
第五人格の大会において最も重要視される役割、それはハンター。チームの期待や重圧を1人で背負い戦うその姿は、野球で例えるなら投手のような存在。今回はそのハンターにスポットを当て、記事を書こうと思い立ちました。
タイトルにある通り、大会におけるハンターの組み合わせについて書いていきます。あ、ここでいうハンターというのはキャラのことではなくプレイヤーのことを指します。要は「このチームのこのハンターの組み合わせかっこよくね!?」ってのを4選紹介する記事です。
【目次】
の以上4ペアを紹介します。
RoughStone 石橋×リフィトーフェ
最初の組み合わせは初代Rsより石橋とリフィ、2019IVC時に活躍しました。当時結魂者やリッパー、黄衣の王などを得意としていた正統派ハンター、石橋。血の女王や狂眼、夢の魔女などを得意としていた特殊タイプのハンターであるリフィ。最初にこの2人がメンバーを集め結成されたのがRsという戦隊。もうこれだけでバカカッコよくないすか???
スタイルが全くの正反対という漫画さながらの組み合わせ。これが1つ目の魅力。
このタッグを語るにはこれだけでは足りません。
逃さずの石橋という男
現在でもバリバリ最前線でランカーを張っている石橋ですが、このときはというと...
4吊り
4吊り!
4吊りしていた!!!
石橋はかつても相当な実力を有していました!しかし、そんな彼にも1つ弱点がある、それは.....
オフラインにいくとiPadが使えなくなってしまうこと
ハンター石橋に代わり…
サバイバーの活躍もあり破竹の勢いでオフライン大会まで駒を進めたRsでしたが、本来の力を100%出すことのできない石橋は王者ALに苦戦を強いられていました。
ですがここで石橋に代わり、満を持して登場したのは殆ど予選出場なしのリフィ。
舞台は決勝ブロック、対戦相手はサバイバー負けなしでここまで勝ちあがってきたAL。そんな状況の中、彼は2度の3吊りを成し遂げました!
Rsは石橋だけじゃない!
SSTなどの台頭により今でこそそのインパクトは伝わりにくいでしょうが、当時のALは紛れもなく絶対王者でした。そのALサバイバーに勝利する、というのはとんでもない衝撃。決勝は最終5ラウンドまで縺れた試合となりましたが、あと1歩及ばずRsは準優勝となりました。しかしこの2人の勇姿は多くのファンの心を掴んだと思います。
Rsのその後
IVC準優勝を成し遂げたRsでしたが、直後に石橋は脱退を発表。COAⅢ予選が終わると今度はリフィが脱退し、(石橋は再びRsに戻りましたが)2人は入れ違いになったため、その後組んで戦うことはありませんでした。現在RsはAXIZ_WAVEとなり活躍中ですが、2人の姿はありません。それでも“Rsを創設したのはこの2人である”ことを私は決して忘れません.....
MultipleWizards よつ×マグー
お次はMWsより、よつマグコンビ。MWsの名前の由来でもある最上級レベルの魔女使い2人。COAⅢで一世を風靡したMWsですが、当時は1戦目を夢の魔女で4吊りし、盤面を制圧。その後はアドバンテージを守り切るような戦い方を得意としていました。そのためMWsの功績はこの2人によるものが大きいです。(もちろんサバも優秀でした)
同じ夢の魔女使いでもよつは巡視者、マグーは神出鬼没。特質が違えば立ち回りも全く異なる2人のプレーは多くの視聴者を湧かせました。
vs AL
有名な試合ではCOAⅢワールドトーナメントvs ALの最終試合でしょうか。日本勢対決となった2回戦、勝てばベスト4が決まります。1敗1分で迎えた3戦目、4吊り以外負けという局面を任せられたのはよつ。だれもがMWsの敗退を予期したでしょう。ええ私もしました。運命の最終戦ピックされたのは黄衣の王ハスター。果たして結果は...
まさかの4吊り必須4吊り!
MWsは魔女だけじゃないというのを証明した試合でした。いや当時は画面の前で大興奮でしたよ!信号銃なんて効きません!
vs 5hs
ベスト4へ駒を進めたMWsは続いて中国の強豪5hsと当たります。そして今度はマグーが活躍。
見事1セット先制!
しかしこの後はサバイバーの4吊り、ハンターの4逃げが重なり、4位という結果に終わりました。対戦相手である5hsですがこの大会では準優勝、まあめちゃくちゃ強い。そんな相手と互角に渡り合ったMWsはまさに日本の誇りでした。
MWsのその後は
COAIV予選を最後によつは選手という立場から退き、その後MWsはCREST GAMINGと名を改めてプロ化するも、マグーは2021夏季IVC後に脱退が発表。日本最高レベルのよつマグコンビはもう見ることができなくなってしまったかもしれません。しかし、第五人格が続く限り、2人の活躍は記憶に刻まれるでしょう.....(よつきゅんちゅき♡)
ZETADIVISION やなさ×vanpyi
3つ目はZETAよりやなさ、vanpyiタッグ。2人の所属しているZETA(元AL)は現存する戦隊の中で最も歴史があり、数々の記録を打ち立ててきたチーム。1戦目を担当することの多いやなさの得意ハンターはボンボン、ガラテア、ウィル3兄弟など。対して後半戦を戦うことの多いvanpyiの持ちキャラはガラテア、血の女王、夢の魔女など。ZETAが今も第一線で活躍している理由の1つとして、その時々の環境において強いハンターを極めていることが挙げられます。
どちらも勝負強さが光るプレイヤーですが、誰にでも不調な時期というものはあります。そんなときは味方を信じ、託す決断も必要です。そして、それをできるのがこのチームの強さです。
2019IVCではやなさが全試合を1人でこなし見事優勝。
COAⅢ本戦、2020夏季IVCではvanpyiが殆どの試合に出場。
そして2020秋季IVCや記憶に新しいCOAIV本戦では2人が揃い、多くのサバイバーをチェアに括り付けていきました。
このように沢山の試合を重ねてきましたが、印象深いのはCOAIVでのvsGr vsGG戦でしょうか。
vs Gr
COAIVはALという名を背負い戦う最後の大会。初戦はCOAⅡで敗れた相手、Gr。そんなALにとって因縁のある対戦ですが、1セット目はやなさがガラテアで奮闘し、引き分け。全くの互角から始まります。ここからが勝負の2セット目、リーダーvanpyiにギアがかかります。
この試合は見てて痺れましたね〜!サバイバー残り2人になってから、注射器での延命が非常に厄介でしたが、冷静に粘り勝ちました。
しかし相手はCOA4連覇のかかっているGr。ただでは勝たせて貰えません。ALサバイバーは4吊りを返され、このセットも引き分け。運命の第3セットへ入ります。
前半戦ではサバイバーが引き分けをとり、勝負の行方は再びvanpyiに託されます。後半戦、勝てばリベンジ成功、負ければ敗退、引き分けで延長という分かりやすい状況。試合の結末は...
今度は3吊り!!
前回大会王者のGrを見事破り、ベスト8へ
本当にドラマチックな試合でした。筆者はALのファンではありませんが、これには心動かされました。
vs GG
勝てばベスト4が決まるGG戦。ベスト4という記録は前回のCOAⅢでMWsが残した日本勢最高の結果なのでなんとしてもこの壁を乗り越えたいところ。
1セット目は前回と同じくやなさが先発しましたが、いきなりまさかの4逃げ。セットを先制されてしまいます。しかし、どちらかの調子が悪ければもう一方が取り返すだけのこと。そうやってALは今まで戦ってきました。そして逆境に強い男vanpyiが再び覚醒。
Grに続き、今度はGGを3吊り!
なんだこの化け物ガラテアは.....この人の前世はミケランジェロのような彫刻家だったに違いありません(意味不明)
なんとしても3戦目まで持ち込みたいALでしたが、後半戦xwamのアンに4吊りを返されストレートで敗北。惜しくもベスト4へ進むことは叶いませんでした。
ALのその後
ALはその後AL→JUPITER→ZETADIVISIONと順に名前は変わっていきました。2021夏季IVCでは準優勝を飾り、今も尚優勝争いを続けています。AL時代から積み重ねてきた2人の信頼というのも更に強くなることでしょう。
ALC戦隊 時空の覇者×SiLia
最後は(自分の中で)歴代最強Wハンターとも名高い、覇者シリアタッグ。正直この2人に関しては言葉も不要なレベルなのですが、一応解説すると
言わずと知れた4吊りbot 時空の覇者。女王魔女使い。「なんでそれ見えてんの?」ってレベルの遠距離鏡をポンポン当てます。きっとマサイ族の人間です。立ち回りも洗練されているため、魔女の質も非常に高いです。
多キャラを高い練度で仕上げてくるハンターマスター、シリア。大会ではメインハンターの魔女、女王、ハスター、に加えボンボンや白黒無常、結魂者なども登場。2020夏季IVCではこの2人が暴れに暴れまわりました。
覇者が4吊りbotたる所以
1.2試合目において、時空の覇者という選手の爆発力は凄まじいものでした。歴代最強ハンターを決めるとしたら真っ先に名が挙がるほどです。さてその4吊りbotはどれくらいの結果を残したの??ここでは覇者の全盛期である夏季IVCでの成績を紹介します。
vs MWs 1.2戦目4吊り
vs End 1.2戦目4吊り
vs Nbs 1.2戦目4吊り
vs AL 1戦目4吊り
vs As 2戦目4吊り
頭おかしくないですか?
4吊り4吊り&4吊り。「4吊り」という単語がゲシュタルト崩壊してきました。まさしく4吊りbot。
それも対戦相手は現在でも活躍しているプロチームの元となる戦隊が多く、精鋭揃いのサバイバーを相手にしてこの戦績です。これが未だに語り継がれる覇者無双。
ALCハンターの魅力
2人の魅力を率直な言葉で表すと「超かっこいい悪役」でしょうか。正直に述べるとALC戦隊のメンバーは言動から鑑みるに、ダークサイド寄りでした。
爆発力のある時空の覇者、多彩なハンターを扱う変幻自在のシリア。こちらもまた漫画に出てきそうな組み合わせですよね。
個人的の感想ですが、ALCはヒール役として夏季IVCを最高に盛り上げたチームだと思っています。(貶すわけではなく、寧ろ称賛を込めていますが、不快に感じる方がいたらすみません)
ALCのその後
ALCは大会後に解散を発表し、シリアはAs(後のSCARZ)へ、覇者はCCへ加入しました。
そして1年越しにIVCという舞台で、今度は敵同士で激突!
1試合目に3吊りを決めた覇者がMVP!
元チームメイト対決の軍配はCCに!
覇者は現在、選手から身を引いておりますが、再び大会に出場する可能性はあると思います。
同じチームで見ることはできずとも、もしかしたら再度刃を交えることがあるかもしれません.....
【紹介を終えて】
いかがでしたか?筆者の表現力不足故、選手の魅力を十分に伝えられたか分かりません。が、これを機に過去の大会にも興味を持ったり、リアタイしていた方でも、もう一度見直したくなるようなきっかけになったら嬉しいです。
反省点としては各紹介ごとにバラつきがあり、一貫性がなかったかもしれません。あと、シリア選手の情報が少なかったかも(COAⅢについて触れられなかったので)
またこれ以外の組み合わせ候補としては
LN Alfred×YuiやRs ivory×せれん なども考えていましたが、今回は外しました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。紹介したペア以外で、皆さんの好きなハンターの組み合わせがありましたら教えてください。是非語り合いましょう。それでは。